Label:self
Format:CDR
盤質:NEW ジャケット:NEW
2025
Hankyovainのシングルとのコラボレーションを経て明らかにダンスミュージック・ミュータントに足を踏み入れた感のあるseep minutesの新作はゴリゴリの「いつもの」ヒップホップ。IDMと言えないグリッチ、ドリルと言えないロウなジャンク、メインストリームと化したレフトフィールド、どれも合ってるけど違う。ちょうどほぼ同時リリースとなったピンク・シーフの「ブラックアンティーク」の日本からの回答、というとイキったライターみたいな書き方になるけど聴いてて興奮を隠しきれない。陰と陰と陰と陽の織りなす輝く吐瀉物みたいなリリックと、新たな出会いや居場所から受けたインフルエンス/インプットしたものをこれほどまでに感性鋭く吐き出すのはそれこそラッパーとしてのポテンシャルと自身のアートへの敬愛。通して聴いててマジでずっと良い。一曲として普通の曲がない「いつもの」ヒップホップ。最高すぎる。ひとつ言えばこの「Problem」に関してだけは、きっちりとしたマスタリングやミキシングを施して聞いてみたい、とも思ったりも?いや、こっちの、これだから?なのか?考えてても答えが出なくてそれも最高。
01. mailer daemon
02. corner
03. problem
04. james
05. freeze
06. chess
07. hunt
08. soundcloud said this is jazz
09. haze
10. pocket
prod. 42am
18分