Label:self
Format:CDR
盤質:NEW ジャケット:NEW
2025
「I Hate Underground LP」ではこれまで作品でも稀にみるアンダーグラウンド性を楽しませて貰いましたが、半年近くを経て新作アルバムがリリース。パーソナル/パブリックにおける心境や環境の変化の素直な吐露。冬以降重要な時間を経験し、前作にあったゲスコムかってくらいの棘とノイズは鳴りを潜め、より「ヒップホップ」という表現に実直になったとも言えるし、他方でseep周囲にナチュラルに繋がった大阪ハードコア・パンクスやSSW、ハウスクリエイターからノイズ・アーティストなどとのアンダーグラウンドだからこその邂逅による、むしろ広がりも見えるのは素晴らしい経験値を踏んでいる証。マナーへのリスペクトを持ったまま異形IDMにブラッシュされたヒップホップ、そこにロウ・ビットなエレクトロニクス・バウンスと隙間だけに漂うジャズが作品をよりオブスキュアに加速。本人は控えめにこの作品を評してたけど筋通り切った最高の一枚。名作です。
マイクとかダイアレックとかがseepminutesに影響受ける日も近いんじゃないかな。
本作からの楽曲をピッチを上げたいくつかの曲が聴けるbandcampも下記に貼っておきますのでそちらも是非。
-info-
2022年にリリースされた1stアルバム『MINUS』から3年。
その後『MISERY』『IHU LP』を経て、
延々と完成が遠のく2nd アルバムへの
飛び石連休として性懲りも無く
1.7th アルバム 『BLUE』が完成した。
例に漏れずCD-Rでのリリースとなり、
数曲差し替えた形でのストリーミング配信を予定。
痛みと皮肉が韻で踏み散らかされた
seep minutesのラップやアートワークは相も変わらず、
双極性のドラムと不安定な音色は
seep minutesの別名義 = 42amが監修。
ハードノックライフと言うにはあまりにも軽率で、
ヒットチャートよりも遥かに愛おしい、
不幸な幸福に暮らす人々へ捧ぐ13曲。
ブルーだぜ!
01. intro
02. kills
03. vodka
04. asagao
05. plate
06. satan
07. seven
08. razor inst
09. pitou
10. toast
11. gerbera
12. you
13. blue
all mix / prod. 42am
no master
print. family mart
design. seep minutes
trash police 2025